もみじの本屋   宮本輝

『青が散る』

青が散る『青が散る』 (文春文庫)
著:宮本輝

紛うことなき青春小説である。主人公椎名燎平は新設の私立大学へと通うことになる。そして新設テニス部の活動に情熱を捧げ、恋愛に悩まされることになる。
明るい話ではないのでより好みされる本だとは思うが、読んでみるとたしかに多くの得るものがあるだろう。
すこし前の小説なので、たとえば今の大学生が読むと、すくし古くさく思うかもしれないが、それはそれとして、やはり不安や悩みなどはどの時代にも通ずるものがある。
この本は是非二十歳前後の人に読んでほしいと思う一冊である。




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