もみじの本屋   谷村志穂

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。




スポンサー広告 トラックバック:- コメント:-

『結婚しないかもしれない症候群 男性編』

kekkonotoko『結婚しないかもしれない症候群 男性編』 (角川文庫)
著:谷村志穂

谷村志穂が独身男性20人にインタビュー、独身男性の考えや思いに迫る。

この本は一気に書き上げるつもりでいる。私にとってノンフィクションにすべき素材とは、あまりに活きがいいから、そのままお皿にのせたいお魚のようなものなのである。(本文中より)


と著者自身も書いているように、聞いた話ありのままが書かれている。
それは、その人の生き方の一端を垣間見せてくれるし、また共感する部分や反感を持つ部分、感心する部分などもあり、自分自身が如何に生きていくかということの参考にもなる。

『結婚しないかもしれない症候群』よりも新しいとはいえ、1996年ごろに書かれたものと少々古いので、今と比べると多少違和感をおぼえる箇所もあるが、基本的に人の考えや思いなんていうものはいつの時代も一緒なのだなとも思わせてくれる。

もちろん結婚や恋愛についても考えさせられるし、またこんな人もいるのかという参考にもなる、おもしろく、また貴重な一冊であるだろう。


amazonで見るbk1で見る7&Yで見る楽天booksで見る


(関連書籍)
結婚しないかもしれない症候群『結婚しないかもしれない症候群』
著:谷村志穂 (角川文庫)
スポンサーサイト




  谷村志穂 トラックバック:0 コメント:0
コミュニティ( 本・雑誌 | ノンフィクション

『サッド・カフェで朝食を』

サッド・カフェで朝食『サッド・カフェで朝食を』 (幻冬舎文庫)
著:谷村志穂

旅先のエッセイ集。ともすれば自慢話になってしまいそうな経験が軽やかな文章で親しみやすく書かれており、実際にそこへいってみたくなったり、素直に「おもしろいな」とか「おいしそうだな」と思わせられる。

例えば、某京都のホテルとかマレーシアのコピとかには行ってみたいなぁと思ったし、和歌山のハモしゃぶや浜松の鰻茶なんかすごく食べてみたくなった。

谷村志穂のエッセイは他に2冊ほど読んだが、どれも何かを紹介するという文章がとてもうまい。

この本を読むと、どこかに行きたくなること間違いなし、旅好き、美味しいものを食べるのが好きという方には是非お薦めの一冊である。




  谷村志穂 トラックバック:0 コメント:0
コミュニティ( 本・雑誌 | エッセイ

『ジョニーになった父』

ジョニーになった父『ジョニーになった父』 (集英社文庫)
著:谷村志穂

ある日突然、父がジョニーになった。まさにこの言葉の通りの話である。
もちろん家族は唖然茫然、状況がのみこめない。ジョニーになった父は自由奔放、勝手気ままに生活する。ようやくまわりが父がジョニーであることに慣れてきたら、ジョニーはまた別の騒動を起こす。
この本を読んで‘ジョニー’になりたいと思った人はたくさんいるだろう。そしてそんな人たちからみるとジョニーはヒーローである。
しかしこの本は、父、母、息子、娘、または働いている人、専業主婦(夫)、妻、夫、など読む人の立場や状況によって読む時の視点や印象、感想がまったく違ったものにもなるだろう。
例えば、小説の中で一人称として登場する‘私’こと娘の美弥子に共感したならば、父の無責任さに対して腹だたしく思うだろう。また美弥子と弟の鉄馬の関係もとても好ましいものであり、うらやむ人もいるかもしれない。
『いつものお茶、いつもと違う猫』の河合雅雄との対談の中で著者が述べている、「不良になる」という持論をうまく描いている作品だ。




  谷村志穂 トラックバック:0 コメント:4

『夏の猫と贈りもの』

夏の猫と贈りもの『夏の猫と贈りもの』 (ハルキ文庫)
著:谷村志穂

『いつものお茶、いつもと違う猫』の「文庫版あとがき」を読んで、この本を読みたくなり購入。『いつものお茶、いつもと違う猫』以前の谷村志穂のエッセイである。
この本は大きく、「いつか月でビールを」と「本とワープロを抱えて西東」に別れている。「いつか月でビールを」では様々な体験談や雑感などが書かれている。ここを読んで谷村志穂という人物のことが少し見えてくるし、またそのことで、話したこともない人に失礼だと思うが、愛おしささえ感じてしまう。
「本とワープロを抱えて西東」では本の書評や映画について、または旅先でのことなどが書かれている。ここを読んでいると、単純だが、この本読んでみたいなとか、この場所にいってみたいなとかいったことを思う。
そして実際にこの本を読んでから、詩仙堂に行ってみたくなり、行ってきた。
『いつものお茶、いつもと違う猫』を読んだあとにこの本を読んだため、近い将来こんなことは言わなくなるのにとわかる部分もあり、そういう意味でも楽しめた。




  谷村志穂 トラックバック:0 コメント:0
コミュニティ( 本・雑誌 | エッセイ

『いつものお茶、いつもと違う猫』

いつものお茶、いつもと違う猫『いつものお茶、いつもと違う猫』 (中公文庫)
著:谷村志穂

たいてい、エッセイを読んでいると共感か反感をするのだが、このエッセイは感心した。もちろんところどころでの共感などもあるが、読んでいて、「あー、そういうふうに考えるとおもしろいなぁ」とか、もっと単純に「へー、すごいなぁ」とか、そういったことを多く思った。そして、この本の著者のことを、もしかしたら著者自身は嫌がるかもしれないが、男らしい女性だなと思った。
裏表紙に書かれている
「自分の猫についてはほとんど書かない、意志の強い書き手としてやってきた著者が、その禁を破った日―飼い猫に躾されるという事件がおきた。」
という文章、まずはじめにこのエピソードがかかれているのだが、一度その躾を体験してみたいと思うのは、物好きというものだろうか。
もちろん猫の話ばかりではなく、日常の雑感や旅の話なども書かれている。
「窓を開けて、本を読もう」では本の書評などが書かれていて、これを読んで読みたくなった本がたくさんある。たとえば『夢見そば』について書いたもので
「そばをめぐる大人たちの何とも不思議な愛らしさ、ひととしての質の良さが綴られた長篇小説である」
といった著者独特の紹介のしかたが読んでみたいと思わせる。
最後に動物学者河合雅雄との対談も収録されており、この対談もまた、サルと人間の話など面白い。

   ------------------------------
すでに絶版になっているようです。




  谷村志穂 トラックバック:0 コメント:2
コミュニティ( 本・雑誌 | エッセイ

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。