もみじの本屋   角田光代

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『あしたはアルプスを歩こう』

あしたはアルプスを歩こう『あしたはアルプスを歩こう』 (講談社文庫)
著:角田光代

ある日、角田光代のところに「イタリアの山で、トレッキングしませんか?」というファックスが届いた。それは今を時めく作家に海外でトレッキングをしてもらいそれを番組にするというテレビの仕事であった。そしてトレッキングってなんぞやと思いながらもその仕事を引き受ける。

内容はドロミテ・アルプスでの雪中トレッキング(むしろ登山?)をメインに、スタッフや現地の人たちとの出会いや会話などが盛りだくさんである。
第4章の「羊飼いたちの村」はトレッキングの話ではないが、印象的だった。この章はアグリツーリズモについて書かれているが、すごく楽しそうだ。あまりに楽しそうだったので、思わず、そこに登場した南瓜のニョッキをつくってしまったほどだ。

また案内役のマリオさんとの会話の内容も考えさせられるものがある。
その会話を引用したいところであるが、ここに書いてしまうと薄っぺらになってしまう気がするので、内容はぜひ、本を読み、角田光代と一緒にトレッキングを体験しながらその中で噛みしめてほしいと思う。

紀行エッセイということで、イタリアの大自然がいっぱいに詰まった一冊である。読んでいると、自分もその大自然の中を一緒に歩いているような気になってくる。気軽に読め、誰でも楽しめる一冊ではないだろうか。


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コミュニティ( 本・雑誌 | エッセイ

『All Small Things』

All Small Things『All Small Things』 (講談社)
著:角田光代

読んでいるとほんわかあったかくなってくる、春の陽気のような本。

長谷川カヤノからつながっていく「恋人と過ごしたどんな時間が心に残っている?」という質問。そこから描かれる12人の恋の話。

好きな女の子とのデートのための下調べに、歩き回った東京の町。毎日いっていたドーナツ屋さんの男の子の後ろを歩いていたときのこと。父親について歩いて道に迷ったときのこと。
印象に残っているのはみんな、そんな些細な全然デートらしくないデートのことばかり。

この本はただ単純な恋愛の話を書いたものではなくて、そこからちいさな幸福について書かれたものだ。
だからドロドロしたデートの話とか、こっちまではずかしくなるようなキザなデートの話なんてでてこない。
もしでてきても、それはやっぱりその人が一番印象に残っているデート、幸せな記憶であって不快感なんてない。

実際のアンケートから100人の一番印象に残ったデートも収録。

「まっしろな気持ち」でましろさんが書かれていた記事も素敵だったので、この本に興味のある方は是非どうぞ。

(TBさせてもらった記事)
→ All Small Things (まっしろな気持ち)


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コミュニティ( 本・雑誌 | ブックレビュー

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