もみじの本屋   機本伸司

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『メシアの処方箋』

メシアの処方箋『メシアの処方箋』 (ハルキ文庫)
著:機本伸司

ヒマラヤで氷河湖が決壊し、下流のダムに方舟が浮かびあがった。箱舟からは蓮華模様の木簡が次々と発見される。
そして方舟の発見にかかわった主人公にロータスという男がコンタクトをとってきて、ともに蓮華模様の謎を解き明かしていくと、そこには救世主(メシア)について書かれていた。

とても読みやすく、キャラクターもたっている。ストーリーの流れもよく飽きない。
そして、メシアに関することに関して最終的にどう決着をつけるのかも最後までわくわくしながら読むことができた。
ほかの方のレビューを読んでみると結末に不満な方もいるようだけど、個人的にはよかったと思う。

ただ、うまく言えないのだが、全体的にどこか軽い印象をうけた。
そういう意味では、読み終わった後に残るものはあまりなかった。
また主人公が少し情けなさすぎるかなとも思う。

とはいえ、シンプルにおもしろいと思える内容であったので、ちょっと肩の力を抜いて本を読みたいなという方にはおすすめである。



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『神様のパズル』

神様のパズル『神様のパズル』 (ハルキ文庫)
著:機本伸司

主人公は留年寸前の大学4年生、綿貫基一(綿さん)。彼は、物理学のゼミで天才少女の穂瑞沙羅華と同じチームで宇宙が作れることを立証しなければならなくなってしまう。
はたして宇宙を作ることはできるのか?

文体は読みやすく、また主人公が(物理学科にいるのに)物理のことをあまりわかっていないため、物理学の理論などの説明の部分も読みやすい。主人公とともにわからないところはわからないまま流して読めるのだ。これは設定の巧さであろう。

多少、人間関係の描き方でもったいないなと思う部分もあったが、構成はとてもおもしろく、またテンポよく話も展開していくので読んでいて飽きない。
さらに話の中で「光子場仮説」(著者の創作)というのが出てくるのだが、この著者の発想力、想像力には舌を巻く。

この本が機本伸司の第1作ということなのだが、解説によると第2作、第3作も大きなテーマで描かれているようなので読んでみたいと思う。


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