『ミミズクとオリーブ』
『ミミズクとオリーブ』 (創元推理文庫)
著:芦原すなお
八王子近郊に住む作家の‘ぼく’とその奥さん。この奥さんが、時折やってくる‘ぼく’の友人に絶品の讃岐の郷土料理を振舞いながら、持ち込まれる謎も軽やかに解決する。その見事な安楽椅子探偵ぶりは知恵の女神さながら。
作家の‘ぼく’も、奥さんに頼まれいくつかの確認事項を調べるのだが、その無駄に細かな仕事、本人も気づかないうちに事件の核心をつく調査はかなりの名助手ぶりである。
話の中ではいろいろな夫婦、いろいろな男女が登場する。そして、男女間の意識の違いがそこかしこに描かれていて、なんだか考えさせられてしまう。最後には可愛らしい夫婦(?)も登場する。
この本の魅力のひとつは、やはり奥さんの料理である。その個所を読んでいるだけでよだれがでてきそうである。解説を書いている加納朋子も一品作ってみたそうだ。
この本を読んで、食べてみたい料理にチャレンジしてみるのもまたおもしろいかもしれない。
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(関連書籍)
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