もみじの本屋 2006年08月

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『赤ちゃんをさがせ』

赤ちゃんをさがせ『赤ちゃんをさがせ』 (創元推理文庫)
著:青井夏海

妻と称する3人の妊婦さんがでてくる「お母さんをさがせ」。3人の男性が父親だと名乗りをあげる「お父さんをさがせ」。そして表題にもなっている、問題のある新興宗教が登場したり拉致事件が起こったりして緊迫したストーリーで展開される「赤ちゃんをさがせ」の3話が収録されている。

自宅出産専門の助産婦をしている聡子さん、助産婦院の見習いをしながら聡子さんのお手伝いをする陽奈ちゃん。
この二人が行く先では、なぜかいつも奇妙な謎が待ち受けている。

そこで登場するのが伝説のカリスマ助産婦、明楽先生。
聡子さんの師でもある彼女は、鮮やかな推理で二人の抱えてきた謎を解く。

一風変わった助産婦メインの推理小説。

※「助産婦」という名称は「助産師」に変わっているが、改正前に執筆された作品なので、「助産婦」という名称が使われている。


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(関連書籍)
赤ちゃんがいっぱい『赤ちゃんがいっぱい』
著:青井夏海 (創元推理文庫)

『赤ちゃんをさがせ』の続編
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コミュニティ( 本・雑誌 | 推理小説・ミステリー

『永遠の森 博物館惑星』

永遠の森『永遠の森 博物館惑星』 (ハヤカワ文庫)
著:菅浩江

littleappleさんの「備忘録」の記事を読み、読んでみたくなった本。

地球と月の重力均衡点のひとつラグランジュ3に浮かぶ巨大博物館苑、それが‘アフロディーテ’である。
主人公の田代孝弘はこの‘アフロディーテ’の3つの専門部署を取りまとめる‘アポロン’の学芸員のひとり。そして直接接続者のひとりであり、データベース・コンピューター‘ムネーモシュネー’とつながっている。
今日も案山子こと所長のエイブラハム・コリンズに無理難題をたのまれる。

ほかにもいくつかSFとしての設定はあるが、ここまでに書いたことを頭に置いて読んでいれば、SFということを意識せずともすんなり入り込める内容だ。
しかし、こういった背景があるからこそ描かれるストーリー展開には感心させられる。

「芸術にこめられた人びとの想いに触れていく……。優しさと切なさの名手が描く、美をめぐる9つの物語。」(カバー裏表紙より)

「物」の素晴らしさ、技術の高さ、そして人の想いなどに触れながら、「美とは何か」ということもひとつのテーマとして追求していく。
しかし物語の本質はそういったところではない。
これ以上書くと読んだ時の楽しみが減ってしまいそうなので、実際に読んでみて自分自信で確認して欲しい。

ここからは余談になってしまうが、『ななつのこ』『魔法飛行』などのイラストも描いている菊池健のやわらかな絵が素敵だ。

そして、地道な作業を繰り返し、「物」そのものを探したり、「物」の背景を探っていったり、学芸員という仕事も探偵と似ているのかもしれないと読んでいて思った。
推理小説というわけではないが、そういう意味では推理小説好きの人もすんなりと入り込める物語かもしれない。


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コミュニティ( 本・雑誌 | SF小説

『サッド・カフェで朝食を』

サッド・カフェで朝食『サッド・カフェで朝食を』 (幻冬舎文庫)
著:谷村志穂

旅先のエッセイ集。ともすれば自慢話になってしまいそうな経験が軽やかな文章で親しみやすく書かれており、実際にそこへいってみたくなったり、素直に「おもしろいな」とか「おいしそうだな」と思わせられる。

例えば、某京都のホテルとかマレーシアのコピとかには行ってみたいなぁと思ったし、和歌山のハモしゃぶや浜松の鰻茶なんかすごく食べてみたくなった。

谷村志穂のエッセイは他に2冊ほど読んだが、どれも何かを紹介するという文章がとてもうまい。

この本を読むと、どこかに行きたくなること間違いなし、旅好き、美味しいものを食べるのが好きという方には是非お薦めの一冊である。
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コミュニティ( 本・雑誌 | エッセイ

『ヨコハマ買い出し紀行』

『ヨコハマ買い出し紀行』 アフタヌーンKC (講談社)
著:芦奈野ひとし

カフェを営みながら暮らすアルファさんをはじめ、夕凪の時代に生きる人たちの物語。日常のささやかな出来事や、ゆるやかに移りゆく景色なんかを楽しめるマンガだ。きっとスクーターやバイクに乗りたくなったり、自分なりのお気に入りのカフェを探しに行きたくなるだろう。コーヒー片手に読んでみてはいかがだろうか。


ヨコハマ1巻『ヨコハマ買い出し紀行』1巻
「お祭りのようだった世の中がゆっくりとおちついてきたあのころ。のちに夕凪の時代と呼ばれるてろてろの時間、ご案内。」
物語は第1話の前、アルファさんが横浜に買い出しに行くところから始まる。
この巻ではアルファさんの月琴を弾く姿や夢のような舞がみられる。また1巻なので当然なのだが、タカヒロとミサゴが出会ったり、ココネが宅配に来たり、多くの主要な人物が登場するので、まずはこの巻を読んでみてほしい。
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