もみじの本屋 『タオ 老子』

『タオ 老子』

タオ 老子『タオ 老子』 (ちくま文庫)
著:加島祥造

『老子』の全81章を訳したもの。『老子』の訳本はたくさんでているが、この本は他のものとは一風変わっている。この本を読む感覚は詩集を読むのに似ている。すらすらと読み進められる滑らかな文章であり、奥深いものもある。
また著者が原文にない文章をつけ加えているところもあり、場合によっては蛇足にもなりうるのだが、そこが作者の主張でもあろう。

つまりこの本は『老子』の全81章を訳したものであると同時に著者の小説あるいは詩集でもあるのだ。中国語の原文も添えてあるので、比べてみるのもおもしろい。
読み終えた後は何かしら得られるものがあると思う。
何かに迷ったときには手にとってみたい一冊である。
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