もみじの本屋 『虹の家のアリス』

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『虹の家のアリス』

虹の家のアリス『虹の家のアリス』 (文春文庫)
著:加納朋子

サラリーマンをやめ探偵になった仁木順平とその優秀な助手安梨沙が事件を解決していく、『螺旋階段のアリス』の続編。
前作同様に、数々の事件が『不思議の国のアリス』や『鏡の国のアリス』を上手に絡めてあるところには舌を巻く。

今作では前編に渡って「家族、家庭」というものが根底にある。
親子、兄弟、そして仁木自身の息子や娘、安梨沙とその家族やハウスキーパー。
また、安梨沙の身の回りのことが描かれることによって、謎の多かった安梨沙のことも少しずつわかってくる。そして、安梨沙の成長する姿も少なからず描かれている。

探偵というと多くの物語で描かれているのは、密室殺人や不可能犯罪などの難解な事件を鮮やかに解き明かすというのが一つの姿ではあるが、この作品で取り扱われるのは、ほとんどがささやかな事件ばかり。しかし、もちろんどの事件も依頼人にとってはとても重大な事件なのだ。
そんな事件を取り扱う仁木の姿をみて、探偵という職は、本来、個人ではどうにもならない、だけど警察ではとりあってくれないような問題に手を差し伸べる、一種の隙間産業なのかもしれない。

(過去の関連レビュー)
→ 『螺旋階段のアリス』

(TBさせてもらったblog)
→ [BOOK REVIEW]『虹の家のアリス』加納朋子 (tontonの終わりなき旅)


(関連書籍)
螺旋階段のアリス『螺旋階段のアリス』
著:加納朋子 (文春文庫)

不思議の国のアリス・オリジナル『不思議の国のアリス・オリジナル』
著:ルイス・キャロル 訳:高橋宏 (書籍情報社)
 ‘アリス’ファンにおすすめの一冊。
関連記事




  加納朋子 トラックバック:0 コメント:2
コミュニティ( 本・雑誌 | 推理小説・ミステリー

コメント

littleappleさん、こんばんは!

なかなか実生活で、探偵という職業の方と接することがないですよね。
ハードボイルドな探偵(仁木さんはハードボイルドを目指してますが)ではないけど、些細な難事件を見事に解決してくれる探偵さん、身近にいるとほんと心強いだろうな。

「月曜日の‥」は嫁菜寿司の話が好きです♪
ところで、「月曜日の‥」にはとってもおもしろい謎かけがされているのだけど、気づいたでしょうか?

2006 01/24 大葉 もみじ 編集


もみじさん、こんばんわ~。
この間、おっしゃっていた「虹の家のアリス」のレビューを発見。
ヘ( ̄▽ ̄*)ノ・ ・.♪ヒャッホーイ♪.・ ・ヾ(* ̄▽ ̄)ノ
早速、足跡残させていただきました。

大きな殺人事件でない事件を扱う探偵さん。
そんな人が身近にいてくれたら心強いですよね。
もちろん、事件の内容にもよるけれど、加納さんなら安心して楽しむことができそう(笑)。

今、月曜日・・・を読んでるところです。
水玉模様をああいう風に表現してしまうなんて。
やっぱり脱帽です、楽しいです(笑)。

そう言えば、14日に例の書き込みがあったとかって。
うちは英語はなかったです。
けど、あの後、しばらく日本語変態TBが続きました。
もう被害にあわないと良いのだけれど

2006 01/23 littleapple 編集


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