もみじの本屋 『スタジアム 虹の事件簿』

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『スタジアム 虹の事件簿』

スタジアム 虹の事件簿『スタジアム 虹の事件簿』 (創元推理文庫)
著:青井夏海

まったく野球のことを知らない、虹森多佳子。
そんな多佳子がなぜか球団のオーナーになり、足繁く万年最下位のプロ野球球団、東海レインボーズの応援に通うようになった。
観客席の彼女はまるでパーティーにでも行くような格好で、気品さえも漂わせながら静かに東海レインボーズの試合を見ている。

この小説は推理小説であると同時に野球小説‥という言葉があるかどうかは知らないが、野球についての小説でもある。
しかも推理小説の主人公である虹森多佳子が野球音痴であるため、野球のルールも彼女に説明するという形をとってシンプルに解説してあるので、野球について知らない人でも楽しんで読めるようになっている。

そしてもちろん野球小説の主人公は東海レインボーズであるが、その試合についても話を追うごとに1回戦、4回戦、13回戦、18回戦、そして26回戦と盛り上がっていく。

推理小説としては結末へのもって行き方が多少強引のような気もしないでもないが、そこは小説と割り切って考えれば、この話を最後はどういうふうに解決させるのか、読んでいて逆にその切り口が楽しみにもなってもくる。

北村薫の『空飛ぶ馬』のシリーズや加納朋子の小説のように日常の謎をとりあつかう小説であるが、両者とはまた少し違った味わいのある本だと思う。
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