もみじの本屋 『スカートの中の秘密の生活』

『スカートの中の秘密の生活』

スカートの中の秘密の生活『スカートの中の秘密の生活』 (幻冬舎文庫)
著:田口ランディ

テーマに田口ランディが「性」についてひたすら語るエッセイ集。
「転ばぬ先のコンドーム」「淫乱の春」「ゆとりあるセックスライフ」など、タイトルからも容易く想像できるようにいやらしい内容だ。だが、著者の真摯に性を考える態度、切れ味のいい文章、ストレートな内容でいやらしさを感じさせないところがすごい。

自身の性の体験をもとに素直に書いた文章がおもしろい。そして性への疑問を自分なりに理由付けしている部分もまたおもしろい。
それは違うだろうと思うところもあったが、そんな反感もエッセイの醍醐味のひとつ、楽しむことができた。

単行本は1999年に出版されており、それ以前に書かれた文章なので、多少古めかしさを感じるところはあった。

31編にもおよぶ話の中で、もっとも興味をひかれたのは「ラブホテルの死体」。
ラブホテルのベッドの下から全裸の死体がでてきたという事件をきっかけに、不倫をやめたという友人の愛人。
著者が友人に向けて言う「自分が汚れたような気がしたんだよ、きっと」というセリフが妙に印象に残った。


amazonで見るbk1で見る7&Yで見る楽天booksで見る

関連記事




  田口ランディ トラックバック:1 コメント:2
コミュニティ( 本・雑誌 | エッセイ

コメント

>hoy.さん
こんばんは!コメントありがとうございます。
この本にコメントがつくとは思っていませんでした(笑

ほんとドキドキしますね。
実はランディさんのエッセイはこの本が初だったのですが、物語を読んで受けていた想像していたような人とは全然ちがっていたみたいです。

この本の場合は女性心理というよりもむしろランディ心理といった方が正確かもしれませんね。

2006 10/21 大葉 もみじ 編集


こんばんは。
ランディさんのエッセイは、いつもかなり赤裸々で、ドキドキしながら読んでます。

なんだかその、男性として参考にして良いのか悪いのか、結局よくわからないんだけどね(笑)

私にとって、女性心理ってのはまだまだ未知の世界ではあるんだけど、少しだけ垣間見えたような気がしてしまうんです。

2006 10/21 hoy. 編集


コメントの投稿






管理者にだけ公開する

トラックバック

記事のURL
http://momijibook.blog5.fc2.com/blog-entry-266.html

トラックバックURL
http://momijibook.blog5.fc2.com/tb.php/266-0edd50c1

馬鹿な男ほど愛おしい

「馬鹿な男ほど愛おしい」田口ランディ新潮文庫 / 2005年 476円「馬鹿な男ほど・・・」はランディさんが30代にネットで書いたコラム集。ランディさんのエッセイは「スカートの中の秘密の生活」もそうなんだけど、こんなにも恋愛とかセックスとかに関わる女性の楽屋裏

2006年10月21日 ふくらはぎの誘惑曲線PARTⅡ