もみじの本屋 『99%の誘拐』

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『99%の誘拐』

99%の誘拐『99%の誘拐』 (講談社文庫)
著:岡嶋二人

昭和43年、一人の子どもが誘拐された。
子どもの名は生駒慎吾、「イコマ電子工業」という小さな会社の社長生駒洋一郎の息子である。身代金として五千万円分の金を要求され受け渡しをする。
しかしこの事件は、その後の「三億円強奪事件」によって人びとの記憶からは消えてしまう。

昭和51年、生駒洋一郎は慎吾への手記を残し病死する。

昭和63年、生駒慎吾はイコマ電子工業を吸収合併したリカード・カメラの研究員として働いていた。
そしてその年、リカードの社長武藤為明の孫、葛原兼介が誘拐された。

これは1988年の作品であり、登場するパソコンや簡単なインターネット用語、さまざまなOA機器にはどうしても古めかしさを感じる。
しかし、それはこの本を読む上でたいした問題ではない。ストーリーは今読んでも新鮮味さえ感じてしまう。
そして、その見事な誘拐劇にぐいぐいと引き込まれてしまう。
逆に、機械関係の古めかしさは、いま読むと多くの人が理解できる内容で、今だからこそ読みやすい作品となっている。

第十回吉川英治文学新人賞受賞、2005年版『この文庫がすごい!』「ミステリー&エンターテインメント」編第1位の作品、是非、岡嶋二人の傑作誘拐推理小説をどうぞ。


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