もみじの本屋 『ぼくは悪党になりたい』

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『ぼくは悪党になりたい』

ぼくは悪党になりたい『ぼくは悪党になりたい』 (角川文庫)
著:笹生陽子

生きたいように生きる人たちの中で、ぼくだけが貧乏くじをひいているのではないだろうか?(裏表紙より)

主人公は兎丸エイジ、17歳の高校生。弟の面倒をみながら家事全般をこなすしっかり者。
家庭に父親はいない。母親は自由奔放、バイヤーをしていてよく海外に行き長期間家を空ける。弟のヒロトは、実は異父の兄弟。ちっとも言うことを聞かない腕白坊主。

エイジの友人の羊谷や、羊谷の彼女のアヤ、ヒロトが病気になったとき助っ人としてやってきた杉尾さん。どの登場人物もしっかりとそのキャラクターがたっている。

いつものように母親が2か月間海外へとでかけた。今回もいつものように弟の面倒をみて、いつものように家事をして、いつものように母親の帰りを待つ日常を過ごすはずだった。
だけど、弟の病気から少しずつ、少しずついつもどおりの日常が崩れていった。

物語はテンポよく進んでいって、どんどん先を読まされる。
読んでいて感じたのが、エイジの不満のもとである母親の言動に対する解決や、エイジ以外の人物の心理が描かれていないことのすがすがしさである。そこが現実はこんなものだなと思えて、リアリティさえ感じた。
そして、その現実のなかでエイジがしっかりと成長していくあたりは、とてもうまいと思う。

エイジが映画「ギルバート・グレイプ」の主人公に感情移入しているが、この映画を見ているとよりこの本を楽しめるだろう。


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(関連商品)
ギルバート・グレイプDVD「ギルバート・グレイプ」 (角川エンタテインメント)
監督:ラッセ・ハルストレム 
主演:ジョニー・デップ、ジュリエット・ルイス、レオナルド・ディカプリオ
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2007 08/14 magazinn55 編集


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ぼくは悪党になりたい 笹生陽子

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