もみじの本屋 『まるごと好きです』

『まるごと好きです』

まるごとすきです『まるごと好きです』 (ちくま文庫)
著:工藤直子

友達について書かれた本。
引越しの多かった著者は小学校や中学校の転校も繰り返していた。自然と多くの友達ができ、また友達をつくるためのコツなどを身につけていく。
そんな学生時代の話や友達についての話、友達ってなんだろう、友達はどうすればできるのだろう、どんな友達づきあいがいいのだろうといったことについて、著者の工藤直子が現在(執筆当時)の身近な友人と話し合いながら書かれている。
また友達といっても、動物、自然、そして自分自身まで広がっていく。

著者の場合は「ひとと出会うときは、とりあえず、まずまるごと好きになる」というふうにしていたと言う。「まるごと好き、というのは、「きらい」もひっくるめて好きなことである。」ということだそうだ。とても素敵な考え方であると思う。
まずいいところを見つけて好きになるというのではなく、嫌いも含めてまるごと好きになるなんてすごくダイナミックな考え方だなって関心させられてしまった。

この本は別に友達のつくりかたを書いているわけでも、こういった友達づきあいがいいと書いてあるわけでもなく、著者の場合はこうだった。著者の友人の場合はこうだったといったことが書かれているのである。そこから自分の場合はこうだななんて考えたり、学生時代の友達を思い出してみたりするのに最適な本なのではないだろうか。

朗らかな文章で包み込んでくれる心地よい一冊。


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  工藤直子 トラックバック:0 コメント:2
コミュニティ( 本・雑誌 | ブックレビュー

コメント

>ぴーちさん
コメントありがとうございます!

そうですね、まるごと好きになるってことはそれだけその人と真剣に付き合うってことですよね。
すごく好きで周囲からも羨ましがられるようなお似合いのカップルだったのに、あることがきっかけで急に女の子が冷めてしまうとかいった恋愛話も書いてありました。
嫌な部分が見えてしまったときに、どうするかっていうのも人付き合いの一つのポイントですよね。
少し古い本なのですが、いろんな方の書評を見ていると、小学生や中学生の頃に読んでとても印象に残っているといったものも多かったです。
友だちや恋人との付き合い方について悩んでいるときに、本当に助けになる本なのだなんて思います。

2007 10/04 大葉 もみじ 編集


こんばんは!もみじさん^^
この本は読んでいませんが、とてもハートフルな内容のようですね!
まるごと好きになればいい・・ステキな考えですね!最近の方は、例えば恋愛とかにしても、この人のココは好きだけど、ココが嫌いだから、そこの部分を補ってくれる違う人を探すということで、複数の人物とお付き合いしていて、結局誰にも決められないで、婚期を逃している人が多いそうですね。嫌いな部分まで丸ごと好きになれば、1人の人と真剣に恋愛も出来るものなのに・・・と思うんですよね~。
いつも、ステキな本のご紹介ありがとうございます^^
また、お邪魔させていただきますね^^

もみじさんもランキング登録されているようなので、ぽちっとして、ゆきます★

2007 10/02 ぴーち 編集


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