もみじの本屋 『神様のパズル』

『神様のパズル』

神様のパズル『神様のパズル』 (ハルキ文庫)
著:機本伸司

主人公は留年寸前の大学4年生、綿貫基一(綿さん)。彼は、物理学のゼミで天才少女の穂瑞沙羅華と同じチームで宇宙が作れることを立証しなければならなくなってしまう。
はたして宇宙を作ることはできるのか?

文体は読みやすく、また主人公が(物理学科にいるのに)物理のことをあまりわかっていないため、物理学の理論などの説明の部分も読みやすい。主人公とともにわからないところはわからないまま流して読めるのだ。これは設定の巧さであろう。

多少、人間関係の描き方でもったいないなと思う部分もあったが、構成はとてもおもしろく、またテンポよく話も展開していくので読んでいて飽きない。
さらに話の中で「光子場仮説」(著者の創作)というのが出てくるのだが、この著者の発想力、想像力には舌を巻く。

この本が機本伸司の第1作ということなのだが、解説によると第2作、第3作も大きなテーマで描かれているようなので読んでみたいと思う。


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  機本伸司 トラックバック:0 コメント:2
コミュニティ( 本・雑誌 | SF小説

コメント

>ピンチさん
そうですね、映画やアニメっぽい雰囲気ですよね!だからすごく読みやすかったです。
物理の説明もよくわからないものの案外楽しめたし♪
2作目の『メシアの処方箋』も、すでに文庫化されているようですよ。
また読んでみたいと思っています。

2007 10/11 大葉 もみじ 編集


もみじさん、こんにちは。
神様のパズル、私も読みましたよ(^^♪。
映画やアニメっぽい感じですが、テンポもよくて結構楽しめますよね。
そうそう、わたしも難しいことはそのまま流して読んでいました。
著者はこれが第1作目だったんですね。
2作目・3作目も気になるところです。

2007 10/09 ピンチ 編集


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