もみじの本屋 『愚者のエンドロール』

『愚者のエンドロール』

愚者のエンドロール『愚者のエンドロール』 (角川文庫)
著:米澤穂信

『氷菓』に続く作品。いわゆる「古典部シリーズ」の2作目である。
古典部も文化祭の準備を進めるなか、二年F組の生徒からその組の有志で行う出し物についてのちょっとした相談をうける。
内容は未完の自主制作映画の結末を推理する手伝いをするというものだった。
ミステリ好きならばこの設定は心くすぐられるものがある。

「折木さん、わたしとても気になります」と、やはり千反田えるに引っ張られる形で、ホータローも手伝わされる羽目になってしまう。
ホータローの若干の気持ちの変化や、古典部員とのやりとりなど、『氷菓』同様、青春小説的な要素も強く、そういった面からも十分に楽しめる。

『毒入りチョコレート事件』の本歌取りらしいのだが、まだ未読のためその部分についてはおもしろみがわからなかったが、しかし、そんなことは関係なくおもしろいので、是非、読んでみてほしい。





(関連書籍)
毒入りチョコレート事件『毒入りチョコレート事件』
著:アントニイ・バークリー (創元推理文庫)

氷菓『氷菓』
著:米澤穂信 (角川文庫)

→ レビュー


クドリャフカの順番『クドリャフカの順番』
著:米澤穂信 (角川文庫)

遠まわりする雛『遠まわりする雛』
著:米澤穂信 (角川文庫)

ふたりの距離の概算『ふたりの距離の概算』
著:米澤穂信 (角川書店)
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コミュニティ( 本・雑誌 | 推理小説・ミステリー

コメント

>りんごさん
このシリーズおもしろいですよね。
探偵役である主人公のモットーがとてもいいですw
読みやすいし、内容も推理の部分を抜きにしてもおもしろいと思います。

ちなみに『クドリャフカの順番』も読了しているのですが、まだレビューを書いておりません。

かなり長いこと更新していないので気にはなっているのですが、今年はなかなか落ち着いて記事を書く暇もなく・・・

そんななか、コメントしていただき本当にありがとうございました!!

2008 08/18 大葉 もみじ 編集


あー!!愚者のエンドロール読みました^^
そして、読書感想文にこの本の感想を書きました(^^♪
もみじさんが、この本読んでるなんて光栄ですっvvv

2008 08/09 りんご 編集


文庫派ですか~。
僕も基本的に文庫が良いんですが、我慢できなくてハードカバーで買ってしまいますw

ご存知かもしれませんが、5月に『クドリャフカの順番』が文庫で出ましたよ~。

小市民シリーズも楽しみですね~。
やっぱり秋に出るのかな?といった感じですね。どんな展開になるかとても楽しみです。
それではまた

2008 06/07 rachels 編集


>rachelsさん
お久しぶりです♪
「野生時代」は見たことはないのですが、おもしろそうな雑誌ですね。見かけたら手に取ってみようと思います。

米澤さんの作品は基本的に文庫になるのを待つので、『遠まわりする雛』どころか『クドリャフカの順番』もまだ未読です。

米澤さんといえば、秋期限定も早くでてほしいですよね!こちらも気になるところで終わってるしw

2008 06/01 大葉 もみじ 編集


お久しぶりです。

6月発売の雑誌野生時代7月号(角川書店)は米澤氏の特集だそうですよ。
古典部の新作短編も載るようです。

古典部の短編集「遠まわりする雛」読みました?気になるところで終わってるので次が楽しみでなりません。

あわせてどうぞ。ではまた。

2008 05/21 rachels 編集


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