もみじの本屋 『うさぎパン』

『うさぎパン』

うさぎパン『うさぎパン』 (幻冬舎文庫)
著:瀧羽麻子

私立の女子中学校から共学の高校へと進学した優子、一貫教育の学校から離れ周りは知らない人だらけの高校生活。
不安いっぱいの中での自己紹介、好きなものを聞かれて思わず「パンです」と答え、それに応えてくれた富田くん。
それをきっかけに富田くんと仲良くなり、はじまったパン屋巡り。

義理の母親のミドリさん、物理学を専攻する院生の家庭教師の美和ちゃん、いろんな登場人物に囲まれて優子の高校生活は流れてゆく。

とてもかわいらしくてシンプルで、でもそれでいてしっかりとした物語。
まるで優子の好きな、シンプルで、生地もかための素朴なパンのような物語。
ゴテゴテとした修飾もほとんどなく、物語の中心だけをやわらかく大切に語ってくれる。

わたしは基本的にシンプルなパンが好きだ。生地もかための素朴なのがいい。小麦粉だけでなく、全粒粉やライ麦粉などのバリエーションもおいしい。プレーンもいいけれど、トッピングとしては、レーズンやいちじくなどのドライフルーツ、チーズ、あとはハーブなども大歓迎。(本文より)

「うさぎパン」の後には、書下ろしで「はちみつ」という美和ちゃんの幼馴染の話もある。


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