もみじの本屋 『西の魔女が死んだ』

『西の魔女が死んだ』

西の魔女が死んだ『西の魔女が死んだ』 (新潮文庫)
著:梨木香歩

「西の魔女ことママのママ、つまり大好きなおばあちゃんから、まいは魔女の手ほどきを受けるのだが、魔女修行の肝心かなめは、何でも自分で決める、ということだった。喜びも希望も、もちろん幸せも……。」(裏表紙より)

とてもサラッとた物語。初日、まいが裏山にいくシーンは読みすすめていくとその光景がパーッと広がっていくようだった。他にもいくつかそんな場面があった。また、ラストのシーンで描かれている後悔、絶望、そして希望と、痛いほどよくわかり、不覚にも少々涙ぐんでしまった。

お父さんやお母さんが良くも悪くも現代の象徴であり、それに対して、おばあちゃんは昔からの知恵をもつ古き時代の人という印象を持ったのだが、実はこのおばあちゃんがこれからの時代の道しるべのような気もしている。
「西の魔女が死んだ」のあとに収められている、その後のまいの姿を描いた「渡りの一日」も微笑ましい。

(TBさせてもらったblog)
→ 西の魔女が死んだ(備忘録)
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  梨木香歩 トラックバック:1 コメント:8

コメント

TBありがとうございます。

「裏庭」、「りかさん」、「からくりからくさ」も好きなんですけど、やっぱり今のところ一番はこの本です!

最後のメッセージのちょっと前の部分でうるっときて、あのメッセージは救いでした。

2006 01/14 大葉 もみじ 編集


TBありがとうございました
o(*^▽^*)oエヘヘ!
2つもしていただいて嬉しいです♪
こちらの方にもさせていただきますので、よろしくお願いします。

この本、良かったですよね。
もみじさんもおっしゃていましたけど、自分もこの作品が彼女の中では一番のお気に入りになりました。
といっても、「裏庭」と「りかさん」「からくりからくさ」とこの作品の4つしか読んではいないけど(笑)

窓に残された、最後のメッセージ
自分はあれで泣きました。
でも、ああいう爽やかな涙なら何度流してもいいかなって思える作品だったりもします。

2006 01/13 littleapple 編集


七色さん、はじめまして!
過去の記事へのコメントも大歓迎です♪

『西の魔女が死んだ』、とても素敵な本ですよね。
やわらかく包み込まれるようで、でも力強い感じのする、抽象的だけど、そんな雰囲気のある本だと思います。
七色さんと同じく、この本で梨木香歩さんにはまりました。

タイトルがわからなくて・・という話、すごくよくわかります。
本に限らず、そういったものに再び出会うと本当に嬉しいですよね。

またいつでもお越しくださいね♪

2005 10/28 大葉 もみじ 編集


すいません。
かなり前の記事にコメントしちゃいます(;´Д`)
っていうのも、
この本すごく大好きなんですw
彼女の本に出会ったのは10年以上前になりますか。。
当時小学生だった私は図書館でたまたまこの本を手に取り読みました。
そのときはただ面白い本だったなぁ
ぐらいの感想しか持たなかったのですが、
後からどんどんこの物語が胸の中で膨らんで、もう一回読み返してみたくなったのですが
読書メモのようなものをつけてなかったので
タイトルがサッパリ思い出せず読み返せずにいました。
5年くらい前にまたこの本に出会ったときはすごく感動しましたよ!

そこからもう
梨木さんにはまりっぱなしですw
(長々とすいません…)

2005 10/27 七色 編集


まあ、返却はいつでもいいんだけどね。
借りたくなったらいつでも声かけてくださいな。
いまのところ会おうと思えば、いつでも会えるしね。

2005 08/30 大葉 もみじ 編集


冨樫さんやったか。まさか、あとがきコメントの話が通じるとは思いませんでした。

「いきもの図鑑」は半日ほどで読破しました(楽しかった!)。
が、「空飛ぶ馬」はまだ手をつけてません。。
すいません。
ショーシャンクの空(ビデオ)も借りっぱなしな状態なので、「西の魔女・・」を借りるとひどいことになりそうで、遠慮しておきます。
9月中には必ず返却しますです。orz


2005 08/30 きたい 編集


なかなかいい本だと思うよ。
貸そうか?
ところで、まだだと思いながら聞くんだけど、「空飛ぶ馬」と「いきもの図鑑」読んだ?

和月さんが書いてたかどうかは知らないけど、冨樫さんが「電車の中で読むんじゃなかった、人目を憚らず泣きたかった」みたいなコメントをしてたのは知ってる。

2005 08/30 大葉 もみじ 編集


この本、気になってたんだ。
読んでみよっかなぁ。
和月(るろうに)がジャンプのあとがきで電車の中で泣いたって書いてたっけ?>どうでもいいけど

2005 08/29 きたい 編集


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西の魔女が死んだ

しばらくの間、積ん読本だった、この作品。ああ。もったいないことをしていたんだ、って思った。梨木香歩さんというと、淡々とした描写の中に小さな世界を編んでいる、というイ

2006年01月13日 備 忘 録